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こんにちは!
今日はバレンタインデー!海外では男性から女性にバラの花をプレゼントする文化があります。日本は女性から男性にチョコレートをプレゼントするので真逆ですね(;^ω^)
数年前、クルコン男性陣にチョコを上げようと思って朝みんなのデスクに置いておいたら夕方どろどろに溶けてたことがありました(笑)もはや嫌がらせのようになってしまった苦い思い出です(笑)
そんな2月、水中でもあるお魚が恋の季節を迎えています♪
そのお魚とは【ツノダシ】
普段そんなに注目されることのないツノダシがこの時期だけ産卵のためにここパラオの海に集まります!
その産卵行動も未だ謎が多い神秘的なツノダシ、ぜひ興味を持っていただけたらと思います(^^)

ツノダシってどんな魚?
まずツノダシについて。
ツノダシは一科一属一種の魚。ツノダシ科ツノダシ属のツノダシさんです。
ハタタテダイにも似ていますがあちらはチョウチョウウオ科。
尖ったおちょぼ口でサンゴをつっついて海綿やポリプを食べています。白・黒・黄色のお魚でファインディング・ニモに出ていた目つきの悪いキャラクター、【ギル】としても有名かもしれません。
とても綺麗なのですが餌付けが難しかったり水質変化に敏感なので飼育するのは大変なようです。
水族館でも群れでツノダシを入れたら綺麗なので入れたいけれどなかなか実現できないようですね。
普段は単体か2~3匹でいることが多いのですが、パラオでは1・2月に大きな群れを作ります。

ツノダシが集まる理由
普段単体行動のツノダシ、なぜ集まるのかというとそれは【産卵のため】です。
1匹でも多くの子孫を残すため、数百~数千匹の群れを作り命がけで産卵をするのです。
ツノダシが集まる場所
その産卵の場所に選ばれたのがパラオの海。よく見られるポイントはブルーコーナーとシアスコーナー。
ウーロンチャネルやグラスランド、ブルーホールでも見られますが安定して見やすいのはブルーコーナーです。
パラオでいちばん魚が多いブルーコーナー、色んな魚とツノダシの群れが混ざり合う光景は【絶景】です!

ツノダシが集まる時期
数百匹レベルで集まる時期は1月と2月。それ以外の月もいるのはいますが【大群】という意味ではこの2か月だけなのです。
時期も毎日いるわけではなく、上弦の月の後に集まります。
余談ですが、
カンムリブダイは新月前
バラフエダイは満月前
このように魚たちも集まる時期が違います。
カレンダーも何もない水中でなぜ魚たちが集まれるのかですが、簡単に言うと【月齢】や【潮汐】と関係していて、月の満ち欠けや潮の満ち引きを魚たちは細胞レベルでわかっているのです。
面白いですね!
ツノダシの産卵
集まったツノダシたちの産卵はすぐ行われるかというとそうではありません。
実は産卵シーンは未だ確認されていないのです!
産卵前の行動として、
リーフで群れを作る
↓
どんどん集まって大きくなっていく(今年でいうとピーク時は3000匹レベル。そこから300、200、100と減っていきます)
↓
リーフから玉になって離れていき、タワーの様になり水面近くへ泳いでいく
↓
水面まで行ったツノダシの中の数匹がまた沖へ向かって超高速で泳いでいく
こういう流れです。きっともっともっと沖へ行ってから産卵しているのでしょうがまだそれを見た人はいません。
去年、沖出ししてから水面を泳いでいくツノダシの群れにボート上から遭遇しましたが、ただただ泳いでいる途中だったので産卵シーンはお目にかかれませんでした。
ですが水面で必死に逃げるツノダシとそれを追うサメの群れは圧巻でした!!
狙われるツノダシ
産卵のため沖へ沖へと逃げるように泳ぐツノダシを狙うハンターがいます。
グレイリーフシャーク。
ツノダシがリーフに集まる時から彼らも同じように集まり、産卵のタイミングを今か今かと待ち構えています。
そしてツノダシが沖出しするのと同時にサメたちは追いかけ、捕食しようとするのです。
ツノダシの数も多いですがこの時のサメの数も半端じゃなく、100匹以上。深いところから、沖から、どこからともなく集まってきます。
恐ろしい~!!


いつか見てみたい産卵シーン
こうしてサメに捕食される覚悟をして産卵に挑むツノダシたち。
私たちが見れているのは産卵前の準備段階のツノダシの群れですが、いつかまだ謎に包まれた産卵シーンを見てみたいと思っています!
数百~数千匹のツノダシの群れとグレイリーフシャークのシャークリバーは美しさと迫力があり、パラオで見ていただきたいシーンのひとつです!!
ツノダシの大群が見られるのはおそらくまた来年!また来年が楽しみです!!
