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こんにちは!
今日はマングローブカヤックの中編、上陸したときのお話です!
木々が生い茂ったマングローブを抜けて広いエリアに出た私たち、そこからさらに30分ほど漕いだところでロンさんが「ここだ!」といってストップ。
なんとなく上陸できそうな雰囲気の場所でしたが、パッと見では行ってみようとは思わないような場所です。さすがロンさん。なんでも覚えているようです。
実はこの先に大きな煙突があるという話です。
それも第二次世界大戦頃に日本人によって作られたものだそうで、とっても興味津々!!
いざ、カヤックを停めて上陸です!
自分たちと同じくらいの高さの草が生えている道なき道を進みます!
パラワンボーイズ達は鎌を持って草を刈りながら道を作ってくれました。
草だらけのエリアを抜けると開けた場所に出ました。
写真中央、私の奥に真っ直ぐ立っているのが目指している煙突です!
思ってたより大きい!
さらに20分くらい歩いたのかな、、近そうに見えて結構遠かった煙突。笑。
大きい〜!!!
めっちゃくちゃ大きいです!
この煙突、実は昔セラミックを焼くために作られたものなのだそうです!!
この煙突の周りには瓦みたいなものの破片がたくさん落ちていました。
今もそのまま何もされることなく落ちています。
パラオは珊瑚礁でできた島ですから石灰を持ってきて粉砕し、不純物を取り除くために圧縮・乾燥させて作っていたそうです!
こんな場所があったことや作られていたなんて本当に驚きました!
そこに日本を感じずにはいられないものがたくさん落ちていました。
なんとタカラ本みりんの瓶もあったんです!
何十年も前、こんなに足場の悪い場所に機械を運び、大きな釜を作り、そこに暮らしていた日本人がいたのかと思うと大変だっただろうなぁとか、どうやって運んできたんだろうとか、どのくらい住んでいたんだろうとか、色んなことが気になり始めました。
私の知る限りですが、パラオや日本の文献にこのような場所があることは書かれておらずロンさんもこの煙突を見つけたのは昔飛行機から見たからなんだと言っていました。
ガツパン州の人たちに聞いてもこの場所を知っている人はおらず、自分で探して見つけたそうです。完全な冒険家です!
パラオと日本の繋がりをまた感じることができて嬉しくなりました。そしてここに連れてきてくれたロンさんには感謝しかありません。
感動しながら再びカヤックの停めてある場所まで戻ります。