パラオ生活8年の後、伊豆へ移住したダイビングインストラクターのブログです

【パラオ】【イレズミフエダイの産卵】ペリリューへ行ってきました。

こんにちは!今朝、一瞬だけ雨が降りましたが快晴のパラオです!

もうすぐ4月も終わり、今週末からはGWですね!コロナ禍で外出しづらかったこの2年、ぼちぼち旅行とかしたいですよね!国内旅行へ行かれる方もいらっしゃるんでしょうか?

パラオにいる私としてもコロナもういいよ!って叫びたいです。

本当にもう元の世界に戻ってくれー!と毎日思ってます。(;^ω^)

年末の乾期にはお客様をお迎えできていたらいいなぁ~そうなっててほしいなぁ~

そんなことを思いつつ先週末ペリリューへダイビングへ行った時のことを書きたいと思います!

イレズミフエダイという魚

この時期にペリリューと言ったらこれです!

イレズミフエダイ

この魚、知ってますか?

こんな魚です。

ダイバーの方だとご存知の方もいらっしゃると思うんですが、このお魚、普段はすごーーく深いところに生息しています。

幼魚(若魚)は内湾の浅いところにもいるんですけどね。マラカル湾内には案外いてPRRのビーチにもいたことがありましたね~

なぜわざわざ見に行ったかというと

このイレズミフエダイ、3月と4月のある時期だけ産卵のために大集合するのです!

子孫を残すためにいつもより浅い所へ上がってきます。その数なんと数万匹!!

そしてその産卵のために選ばれた場所がペリリューなのです!

産卵は1週間ほど続きます。いわゆるペリリューコーナーやペリリューエクスプレスと呼ばれる場所で産卵をして、終わったら隣のイエローウォールというポイントへ移動する。というのを毎日繰り返します。

そしておもしろいのが産卵のタイミングなんです。

産卵初日は早朝の時間ですが、そこからは毎日30分くらいづつ後ろへずれていくのです。

産卵狙いの時は朝日が昇る前に出港します。

産卵をする場所は潮がかかる場所なので流れが強いです。(汗)

『今しか子孫を残せない魚たち』と『今しか見れない魚を見に来るダイバー』

彼らも命がけですが見ている私たちも命がけです。

強烈な流れを受けながらも産卵態勢に
子孫を残すために必死です

産卵の様子はこんな感じで、産卵モードに入ったメスが上へ飛び出すと数匹のオスが入り混じって追いかけ花火の様に放精放卵。(写真は去年のものです)

それがあちこちで行われます。

きっと今朝も産卵していたんだろうなぁ~。

イエローウォール

先週末行ったのはイエローウォールで、狙いは産卵後のイレズミフエダイの群れでした。

イエローウォールはペリリューコーナーの先端から東側へ続く長いドロップオフ。潮見をしながら彼らを探します。

目視で確認出来たら潮を読んでいい場所からエントリー。

イレズミフエダイはゆっくりと移動を続けるので見るときもちょっとした作戦が必要です。

  • 群れをおいかても追いつけないのでじわじわ距離をつめる
  • 追いかけるというよりは窪みに追い詰めるようにすると見やすい
  • ダイバーで一列になり取り囲むようにする

こんな具合でいくと壁一面のイレズミたちが見れます(^^♪

イレズミフエダイしかいない光景は圧巻ですよ~!!

毎年春になると出てくるのでパラオでは春の風物詩と言ったりします。

冬の風物詩はツノダシ

春の風物詩はイレズミフエダイ

どちらもパラオを代表する魚ですのでぜひ見に来てくださいね!

写真はすべてTG-6のものです!ワイドもマクロも撮りやすいですよ(^^)



このブログを書いていたら足元に飼っている猫のツブちゃんがきました。

か、か、かわぁいい~~

この可愛さ、反則!!

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