パラオ生活8年の後、伊豆へ移住したダイビングインストラクターのブログです

【12月🌚】【パラオ】カンムリブダイの大産卵 タイバーが多いとき

2021年12月31日はちょうど新月3日前でした。3日前はカンムリブダイの産卵を見るのに良いタイミングなので潜りに行ってきました!

が、今回の産卵は今までとなにか違う。。。と感じたので私的感想を書きたいと思います。

いつもの場所にいないカンムリブダイ

ポイントに到着したら海に入ってシュノーケルでカンムリブダイの集まり具合や水中の様子をチェックします。

いわゆる潮見(しおみ)というやつです。

透明度だったり潮の速さだったりを見てエントリーポイントやタイミングを考えます。

いつもカンムリブダイたちが産卵前に集まる水路をチェックするもぜんっぜんいません(笑)

あれ?産卵終わっちゃった?っていうくらい、いない。(笑)

ですが今までのデータでいくと時間は合っているはずなので場所がいつもと違ってもっと沖の深いところにいるのかも?と予想を立ててエントリーすることにしました。

集まりだしたカンムリたち。でも、深い!

エントリー後いつもカンムリたちの集まる場所をチェックしましたがあまりおらず。んーーーと思いながら移動して集まってそうな場所へ行ってみます。

するといつもと少し違う場所、少し深い場所でカンムリたちがわらわらと集まり始めました。右へ行ったり左へ行ったりして産卵のタイミングを伺っている感じ。

産卵しそうになる個体はいるのですが最後までいかず、途中でしゅーーーんと辞めてしまいます。

ぞろぞろと動き出しています

ダイバーが多いから?

時間的にはいいのにすべてがいつもより遅いです。なんでかなぁと考えましたが私的な所感は『ダイバーの数と場所』が原因だったのではないかと。

この日はボートの数が多く、4隻近くがきておりそれだけダイバーの数も多かったのです。カンムリたちの群れの上に覆いかぶさるように待つダイバーたち。

そのせいでカンムリたちの産卵のタイミングが遅れてしまったのではないかなぁと。

結果的にいつもの15分遅れ位で産卵のピークが始まりました。産卵の具合はいつも通りでとてもいいものが見れました!

ブルシャークも登場しましたよー!

メス1匹が水面に向かって泳ぎだすとそれを追いかける数十匹のオス!!
顔の色が真っ白になっています。興奮している証拠!
産卵とは放精・放卵のことです。あたりは真っ白です!
産卵した後にまた群れへ戻るカンムリたち

まぁでもコロナ前の繁忙期は4隻どころじゃないのでこの私の所感は違うかもしれないのですが(;^ω^)

ここ最近のダイバーが少なかった時期を考えるとそういう要因もあるのかな?と思いました。

なんにせよ、水中はいつも同じとは限らず、色んな要因が絡み合って奇跡のような光景が見れているんだなぁと思います。

これだからダイビングは面白いんですね!!😊

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